気象庁は今回の地震について「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表しました。2022年の運用開始後、初めてです。

 これは日本海溝・千島海溝付近でマグニチュード7.0以上の地震が起きた場合、その後に起きる可能性がある大きな地震への警戒を呼び掛けるものです。

 内閣府は、北海道から千葉県にかけての182の市町村を、防災の対応を取るべき地域としています。

 対象地域に住む人は、大きな地震や津波に備え、家具の固定や避難場所の確認といった日頃の地震対策を見直すとともに、寝る時に外に出られる服装でいるなどの「特別な備え」が呼び掛けられています。

 この呼び掛けは16日午前0時まで続きます。