防水工事などを請け負う千葉市の会社と代表がおよそ2億8000万円の所得を隠し脱税したとして、東京国税局に刑事告発されました。

 マンションの防水塗装などをしている「KBホールディングス」と黒田希一代表(49)は、去年5月までの3年間で、およそ2億8000万円の所得を隠し、法人税や消費税など合わせて9800万円ほどを脱税した疑いが持たれています。

 関係者によりますと、黒田代表は架空の経費を計上し、所得を少なく見せ掛けていたということです。

 不正に得た資金は自身の口座に預金していたとみられます。

 ANNの取材に対し、黒田代表は「修正申告と納税は済ませています。深く反省し二度とないように努めてまいります」とコメントしています。