揺れが強かった地域では今も生活への影響が続いています。震度6強の揺れを観測した青森県八戸市から報告です。

 (佐々木快アナウンサー報告)  中心街に来ていますが、今にも外壁が落ち掛かっている建物があります。

 まさに生活への影響で言うと、マンションの9階の共用スペースの壁が8日夜の揺れによって落ちてしまったということです。

 かろうじて鉄筋などでつながっている状況ではありますが、中で作業にあたっている人に聞くと、「いつ落ちてもおかしくない状況」だということです。

 マンションに住んでいる人は近くの避難所にすでに避難されています。

 一方で、周囲には複数の建物があります。次の揺れが起きると、この9階の高さから畳1枚分ほどの外壁が落ちてしまうのではと心配になる光景が広がっています。

 (Q.後発地震注意情報が出されているが、住民はどのように過ごしている?)  漁業関係者に後発地震注意情報について聞くと、今の時期はホッキガイのシーズンを迎えたということで、漁に関しても検討していかなければいけないと話していました。

 初めて出た情報のため戸惑いはあるものの、東北地域に住む人は東日本大震災を思い出して警戒感というのを一段二段と高めながら生活を送っています。