仙台空港と新潟空港を片道約50分で結ぶ定期便が、26年ぶりに就航しました。

 26日午前8時15分に仙台空港に到着したのは、新潟空港を出発したトキエアの第一便です。

 トキエアは新潟市に本社を置くLCC=格安航空会社で、定期便の就航は札幌の丘珠に次いで2路線目です。

 仙台空港と新潟空港を結ぶ定期便の就航は26年ぶりです。第一便の搭乗率は約90%で、到着した乗客はご当地キャラクターに出迎えられ記念品が配られました。

 利用客「お友達に会いに来ました。牛タン店に連れてってもらうことを楽しみにしてきました」

 運航は週5日で、午前と午後の1日2往復です。

 所要時間は片道約50分で、新幹線や高速バスと比べ大幅に短縮されることから交流人口の拡大に期待が寄せられています。

 機体はプロペラ機で定員は72人。運賃は9000円からと、リーズナブルな価格設定となっています。

 トキエア阪口葉子会長「45分から50分で飛行できますので日帰りもできますし、新潟県のおいしいものを食べていただくこともうれしいですし、逆に新潟県の人が宮城県に来て仙台の牛タンとかおいしいものを食べたり、交流が深まる良いなと思っております」

 トキエアは今後、週5日の運航を毎日に増やす予定です。