大谷翔平選手の元通訳・水原一平容疑者(39)が銀行詐欺などの罪を認め、アメリカ連邦検察との間で司法取引が成立したことが分かりました。

米連邦検察官 「被害額は甚大で、正義の鉄槌(てっつい)を下すことに全力を尽くす」

 アメリカ連邦検察によると、水原容疑者は違法スポーツ賭博のために、大谷選手の口座からおよそ1700万ドル(26億円あまり)を不正送金した銀行詐欺の罪を認めました。

 また、嘘の納税申告書を作成し、410万ドル(6億円あまり)の所得を申告していなかった罪も認めました。

 司法取引の合意書には、水原容疑者が歯の治療を装って6万ドル(約900万円)をだまし取った新たな手口も記載されています。

 罪状認否は、日本時間15日に予定されています。

(「グッド!モーニング」2024年5月9日放送分より)