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テレメンタリー2020 わが子は誉れ ―老いてゆく男の子と家族の6年間―

開催日 2020年7月22日(水曜日)

 7月22日(水)午後3時30分から、KHB東日本放送本社で第458回東日本放送番組審議会が開催され、「テレメンタリー2020 わが子は誉れ ―老いてゆく男の子と家族の6年間―」について審議しました。
  この番組はKHBが制作し、全国のテレビ朝日系列局で放送したドキュメンタリーです。 老化が進む男の子。仙台市に暮らす須知誉(すち・ほまれ)君は生まれながらに難病を抱えています。50万人に1人という希少難病「コケイン症候群」です。知的障害・歩行障害などの症状が現れ、患者の平均寿命は10代後半と言われています。
  2014年。6歳の誉君は、言葉は上手に発せないものの意思表示はでき、歩行器を使って歩くこともできました。しかし、それから6年の間に、病は誉君から体力・視力など様々なものを奪っていきました。2019年、12歳になった誉君。立つことが出来なくなり、目もほとんど見えなくなってしまいました。老いてゆくわが子を育てる母親は悩み続けます。しかし、そんな暗闇の中で、失われずに“輝いている”ものがありました。それは、毎年、誕生日に家族が歌っていた「ハッピーバースデー」の歌。小学校卒業祝いのケーキを前に、誉君は1人で、その歌を口ずさみました。言葉を発することが出来なくなっていましたが、力を振り絞るように家族との思い出を“歌った”のです。
  委員からは、「6年という長期にわたって丁寧な取材を続け、家族と信頼関係を築いたことに敬意を表したい」「誕生日や卒園式、卒業式といった成長の証となる場面を取り上げていて、家族の前向きさが伝わった」という評価がありました。
  一方で、「難病の兄を支えるふたりの弟たちの思いも紹介すれば、さらに家族愛が伝えられたのではないか」「主治医や保育士、小学校の先生など、家族をサポートする人たちと関わる場面も取り上げてほしかった」という意見が出ました。
  番組担当者からは「わが子の難病に向き合う両親の覚悟と兄を支える弟たちの成長を通して家族の愛情を、そして思い出が生きる力になることを伝えようと制作しました。いただいた意見を真摯に受け止め、今後もより良い番組制作に取り組んでいきます」と述べました。