平成19年5月23日(水)自主的な放送倫理の向上などについて

開催日 平成19年5月23日(水)
議題 自主的な放送倫理の向上などについて

 5月23日(水)、東日本放送の番組審議会が開かれた。今回の審議会は、関西テレビの「発掘!あるある大辞典Ⅱ」の捏造番組問題をきっかけに、視聴者の放送に対する不信が高まっていることから、「自主的な放送倫理の向上」などをテーマに議論した。

 委員からは「視聴者は番組内容を信じている。そこに間違いがあるとその影響は大きい。放送関係者はそのことを肝に銘じなければならない」「民放は民間企業としての営利活動をしなければならないが、ジャーナリストとしての信念をもって番組を作らなければならない」といった意見が出された。

 また、「番組は、局の人間だけでなく、多くの関連会社やスタッフが参加して作られていると思うが、その1人1人に高いモラルを持ってもらわなければならない。放送局が主体的に研修会を開くなどして、社員及び制作スタッフの教育に努めなければならないのではないか」といった意見が出された。

 これに対し、東日本放送は「指摘された意見を今後の番組作りや社内教育などに反映させていく」と答えた。