平成25年2月27日(水)「ほっとネットとうほく~海と祭りと俺たちと」について

開催日 平成25年2月27日(水)
議題 「ほっとネットとうほく~海と祭りと俺たちと」について

 2月27日、東日本放送の番組審議会が開かれ、2月16日放送の「ほっとネットとうほく~海と祭りと俺たちと」について審議した。

 この番組はKHBが制作したドキュメンタリー番組。今年行われた東松島市宮戸月浜の「えんずのわり」と石巻市雄勝町名振の「おめつき」を取材した。

 委員からは「東日本大震災の被害に負けず、集落の復活を願う地域の人々の思いが伝わってきた」「祭りを支える子供たちやそれをみつめる大人たちの表情が生き生きととらえられていた」「自然の映像が美しく印象的だった」「取材が丁寧で興味深い内容が多かった」という評価があった。

 一方で「祭りの全体像がわかりにくかった」「祭りに関する言葉やしぐさの説明が不足していた」「タイトルと内容の印象が合っていなかった」「ナレーションが多く違和感があった」という意見があった。

 番組制作者は「地域に住む人々が長い間自分たちの手で守り続けてきた祭りを切り口にして、ふるさととは何かを問いかけたかった。これからも地元局として地域に根ざした番組づくりを続けたい」と語った。