東北大学で卒業式が行われました。新型コロナ対策を講じ、3年ぶりに卒業生全員が出席しての式となりました。

 東北大学の卒業式は当初、仙台市太白区のカメイアリーナ仙台で開催する予定でしたが、16日の地震で建物に被害が出たため、青葉区の川内萩ホールに急遽会場を変更し行われました。

 2020年と2021年の卒業式は新型コロナの感染拡大を受け、参加者を卒業生の代表者のみに制限しました。

 2022年は式を2回に分け、時間を3分の1ほどに短縮するなど感染症対策を取った上で、学部と大学院計4600人の卒業生が出席しました。卒業生「小学校、中学校、高校、予備校、大学、全部一緒です。2人の最後の思い出として、一緒に式を迎えられたのはすごくありがたいですしうれしいなって思います」

 「僕は理系なので大学院に進学するんですけど、また気持ちを新たに、大学院でもまだ学問は続くので頑張りたいなと思います」