宮城県栗原市のため池に小学1年生の男の子が転落し死亡した事故を受け、市はため池の斜面に安全ネットを設置しました。
27日、市から委託された業者がため池の斜面に人が誤って転落した際、捕まってはい上がれるネットを張っていきました。
ネットは樹脂製で、網目の大きさは10センチ四方とつかみやすい大きさになっています。
このため池では5日、友人と釣りをしていた小学1年生の男の子が転落して死亡する事故がありました。
ため池には水が浸透しないための遮水シートが張られており、このシートがあると転落した際に滑ってのぼれないと指摘されています。
栗原市では、このため池のほか13カ所のため池でこうしたネットを設置する予定です。