宮城県内の4月の有効求人倍率は1.35倍となり、4カ月ぶりに前の月を下回りました。

 宮城労働局によりますと、仕事を探している人1人に対し何件の求人があるかを示す有効求人倍率は、4月に1.35倍となり前の月を0.02ポイント下回りました。

 県内では1月以降、前の月に比べ増加が続いていましたが4カ月ぶりに減少に転じました。

 宮城労働局は、新型コロナによる経済への影響が落ち着く中、職を求める人が増えてきた影響としています。

 一方で、有効求人倍率は2020年8月と9月の1.13倍を底に増加傾向にあり、宮城労働局では新型コロナの流行が始まった直後と同じ程度の水準まで戻ったとしています。