仙台市の郡市長は、原油高や物価高騰に対応し学校給食の食材費を補助することを決め、その費用を盛り込んだ一般会計補正予算案を発表しました。
これは、コロナ禍での原油価格や、物価の高騰に対する国の臨時交付金を利用したものです。
郡市長「食材料費が高騰するなかで保護者負担を増やすことなく、栄養バランスや量を保った学校給食を提供するために、食材料費の物価上昇分に相当する費用を追加しています」
給食の食材費の補助は給食センターや校内調理の学校給食のほか、高齢者福祉施設や保育所などを対象に、総額5億2400万円余りを計上しました。
食材の値上がり分は4月の消費者物価指数に基づき、1年前からの上昇率を3.4%とし、給食費を据え置くため2022年度末までの9カ月分を補助します。
補正予算案は、9日に開会する市議会6月定例会に提出されます。