宮城県南三陸町の志津川湾で、名産のマダコ漁が始まりました。

 南三陸町の魚市場には2日朝、志津川湾で取れたマダコ約3.3トンが初水揚げされました。

 南三陸産のマダコは、志津川湾のウニやアワビなどを食べて成長し、しっかりとした歯応えと強い旨味が特徴です。

 1キロ以上の大きいサイズが主体で、入札では1キロ当たり平均1705円と、前年より200円以上高く取引されました。

 大きいマダコは加工用として扱いやすいため、需要が高いということです。

 タコ漁師「色々燃料高騰とか餌代の高騰とかで大変な時なんですけども、良いタコが揃ってどこにも引けを取らないタコなので、全国の皆さんにも食べてもらいたいですね」

 マダコ漁は12月末まで続きます。