宮城県の一般道路では、後部座席でシートベルトを着用する人が約3割にとどまっていることが分かりました。

 2022年10月から12月にかけ、JAF=日本自動車連盟と警察庁が行った調査で分かりました。

 宮城県の一般道路での後部座席のシートベルト着用率は31.7%で、全国平均の42.9%を11.2ポイント下回り全国で6番目に低くなりました。

 JAFでは「後部座席でシートベルトを着用していないと交通事故の際に運転者にぶつかってけがをさせたり、車外に放り出されたりする危険がある」として着用を呼びかけています。

 後部座席のシートベルト着用は、2008年の道路交通法改正で義務化されています。