2022年3月の地震で被害を受けた伊達政宗公の騎馬像が修復を終え、市民らに親しまれてきたりりしい姿が仙台城跡に戻ってきました。

 仙台城跡では騎馬像の帰還を記念する式典が開かれ、大勢の市民や観光客が見守る中、兜に三日月の前立が取り付けられました。

 その後、郡仙台市長らがテープカットをして、騎馬像の帰還を祝いました。

 郡和子仙台市長「仙台のシンボルが戻って来られ、私たちも安心することができたと思います。これからの末長い仙台の発展を見守っていただきたいと思います」

 訪れた人「帰ってくるということだったから見ることができて楽しかったです」「やっぱりこれがないとね。お友だちが来ても紹介できないですもんね。良かったです」

 政宗公の騎馬像は、2022年3月の地震で脚などにひびが入って傾き、2022年7月から東京都の工房で修復作業が行われてきました。

 修復作業では壊れた所を直したほか、さびや汚れを落とし、地震などへの対策として像の内部に金属で補強を施しました。

 なお、騎馬像のライトアップも31日から再開されます。