宮城県柴田町の住宅でこの家に住む男性が腹から血を流して死亡しているのが見つかった事件で、男性は最近になって1人で住み始めたとみられています。

 17日午前7時ごろ、柴田町西船迫の住宅の玄関先でこの家に住む会社員、村上隆一さん(54)が腹から血を流して倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認されました。

 村上さんの腹には刃物のようなものでつけられた傷があり、警察は何者かに殺害された可能性があるとみて捜査を進めています。

 これまでに現場から凶器は見つかっていません。

 近所の人によりますと、村上さんは以前母と姉とともに大河原町の住宅に住んでいましたが2月、火事で焼けたため最近になってこの家を借り、1人で住んでいたということです。

 警察は18日、司法解剖を行い死因を調べています。