2019年の台風19号で被災した宮城県大郷町で4年ぶりに墓地が再建され、23日開眼供養が営まれました。

 再建されたのは、大郷町中粕川地区の糟川寺の墓地です。

 2019年の台風19号では、そばを流れる吉田川が決壊し、本堂と庫裏のほか、およそ110基の墓地が全壊しました。

 本堂や墓は元の場所からおよそ300メートル離れた、1メートルほどかさ上げした場所で再建が進められていて、23日は再建された墓地の開眼供養が営まれました。

 地区住民高橋精男さん「自宅の方で先祖様に供養していた状況でして、先祖様が喜んでいるんじゃないかと思っています」

 なお本堂は、2025秋に再建される予定です。