仙台市青葉区の定禅寺通で、植樹から60年以上経ったケヤキの根や土の状態を把握する調査が行われています。

 定禅寺通で6日から始まった調査には、市の職員や樹木医など約15人が参加しています。

 東二番丁通から西公園通までの区間に植えられたケヤキのうち8本を対象に、重機やスコップなどを使って土を1.4メートルほど掘り、根がどの程度広がっているかや土の状況などを詳しく調査します。

 仙台市は3月、2024年度から2027年度にかけて車道を削減して歩道を拡幅するなどの再整備方針を策定していて、今回の調査を元にケヤキの生育環境に配慮した整備方法など探ることにしています。調査は12月上旬まで行われます。