2021年10月から大規模改修のため休館していた仙台市博物館が、2年半ぶりにリニューアルオープンしました。おめでたい企画展も開催されています。

 郡和子仙台市長など関係者約130人が出席し、2年半ぶりの開館を祝福しました。

 郡仙台市長「この博物館、学びの場だけでなく寛ぎの場、憩いの場としてもご活用いただけるように私共も努めてまいりたいと存じます」

 仙台市博物館は1986年に現在の建物が完成しましたが、2021年の福島県沖地震で被害を受けるなど老朽化が進んでいたため、2021年の10月から長期休館して改修工事を行ってきました。

 2日からは再開館を記念して、こりゃめでたいと題した企画展が開催されています。

 会場には七福神の1人、福々しい布袋さまの置き物や仙台藩10代藩主伊達斉宗に紀州徳川家から嫁いだ姫が乗った籠など、縁起の良い品々が並べられています。

 今回の改修工事では展示物を見やすくするため透明度の高いガラスに変えたほか、展示物を守るため温度、湿度を一定に保つ空調設備を一新するなどしています。

 来館者「伊達政宗の甲冑とかがきれいで楽しい」「伊達の歴史と文化が大好きで改修工事期間寂しかったけど、これを見たかったというのがこみ上げるきて本当に良かったです」

 仙台市博物館は午前9時から午後4時45分まで開館し、月曜日が休館となります。