売春の客待ちをする、いわゆる「立ちんぼ」行為が問題となっている東京・歌舞伎町周辺で、売春に利用されるラブホテルに警視庁が初めて一斉立ち入り調査を行いました。

 歌舞伎町の大久保公園周辺で売春の客待ち行為が相次いでいることを受け、警視庁は17日、売春の際に利用されるラブホテルなどに一斉立ち入り調査に入りました。

 警視庁によりますと、62店舗に調査を行って未成年の立ち入りを禁止する表示の有無などを確認したところ、1店舗で従業員名簿の備え付け義務違反が確認され、指導が行われました。

 また、ホテル側に売春への注意を呼び掛けるポスターが配布されたほか、女性が一日に何度も違う男性と入店するなど売春が疑われる場合には、警視庁に相談してほしいとしています。

 警視庁がラブホテルに一斉立ち入りを行うのは初めてです。