先週行われた総選挙で与党大敗の結果となった韓国で尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の支持率が就任後、最低となりました。

 調査会社「韓国ギャラップ」が19日に発表した最新の世論調査で、尹大統領の支持率は10日の総選挙前に行われた前回より11ポイント下落した23%で、2年前の就任以降最低を記録しました。

 支持しない理由で最も多かったのは「経済・暮らし・物価」の項目で、「長ネギの価格相場を知らない」として選挙前に波紋を広げた大統領の発言も影響したとみられます。

 一方、政党支持率では与党「国民の力」が30%、最大野党「共に民主党」が31%と拮抗するなか、選挙で躍進したチョ・グク元法相率いる「祖国革新党」が14%となっています。