アメリカの航空機大手「ボーイング」の今年1月から3月までの決算はアラスカ航空機の事故を受け、最終損益がおよそ550億円の赤字となりました。

 ボーイングは飛行中にパネルが吹き飛んだアラスカ航空機の事故により主力の737MAX型機を減産したことなどが影響し、売上高は前の年の同じ時期から8%減の165億7000万ドル=およそ2兆5700億円で、最終損益は3億5500万ドル=およそ550億円の赤字となりました。

 すでに退任が決まっているカルフーンCEOは「今回の業績は品質改善を推進するため737型機の減産を反映したものだ」としたうえで、「品質と安全管理システムを強化するために必要な時間を取る」とコメントしました。

(C) CABLE NEWS NETWORK 2024