韓国の大手芸能事務所『HYBE』と傘下の会社『ADOR』代表、ミン・ヒジン氏との間で“お家騒動”が勃発しています。

HYBEとは、世界的な人気グループに上りつめた『BTS』らを抱える韓国最大ともいわれるエンターテインメント企業です。

HYBE側は、ミン氏が代表を務めるレーベルの経営権を奪おうと画策したとして、解任を要求。一方、ミン氏側は、経営権を奪おうとしたことはないと反論しています。

HYBEの子会社『ADOR』 ミン・ヒジン代表:「私を利用し尽くして、『もう用済みで要らない。お前は我々に従順ではない』と。私を踏み潰そうとしていると、ずばりそう感じます」

さらに、こんな主張もしています。

デビューから1年でアメリカのビルボード1位を獲得するなど世界を席巻した『NewJeans』。その“母親”とも呼ばれるミン氏は、HYBE傘下の別のグループ『ILLIT』が、『NewJeans』をコピーしていると訴えています。『ILLIT』のデビュー当時、ネット上では、世界観が似ているという指摘が出ていたといいます。

HYBEの子会社『ADOR』 ミン・ヒジン代表:「30年のエンタメ業界で私のように業績をあげた人はいません。株主の役に立っている系列会社の社長をつぶそうとすることが背任では。私には何の罪があるのかと。うまくやった罪しかないと思っています」

一方、HYBE側は25日、警察に告発状を提出。HYBE側は「ミン代表が主要な経営事項をシャーマンの女性に相談していた」などと主張し、泥沼化しています。

ミン代表は真っ向から対決する姿勢ですが、世界的なアーティストを巻き込む騒動に発展している状態に、韓国のファンからは、このような声が上がります。 韓国のファン:「私はミン代表のせいだとは思いません。HYBEの方がマスコミを利用しているように見えるので、事実がしっかり明らかになってほしいです」 韓国のファン:「円満な解決を望んでいます、かわいそうなのはアーティストたちですから」