許可を得ずに副業として車を転売し2億円以上を売り上げていたとして、仙台国税局は福島県の税務署に勤務する職員を停職1カ月の処分としました。

 国家公務員法に違反したとして1カ月の停職処分を受けたのは、福島県の税務署に勤務する20代男性職員です。

 仙台国税局によりますと、男性職員は2022年8月から2024年2月までの間、ディーラーなどで購入した車62台を買取店などに転売し、約2億円を売り上げていたということです。他の職員からの情報提供で発覚しました。

 国税局の調査に対し男性職員は「中古車価格が高騰していて、売却すれば儲かると思った」と話し、売上金は生活費に充てていたということです。

 男性職員は、26日付で依願退職しました。