一般ドライバーが自家用車で客を運ぶいわゆる日本版ライドシェアについて、仙台市では5月以降、金曜と土曜の一部の時間帯に限り運行が認められることになり、既に参入の意向を示すタクシー会社も出てきています。

 日本版のライドシェアは、国の許可を受けたタクシー会社の管理の下で一般のドライバーが自家用車で客を運ぶサービスです。

 東京都や京都府などで4月から始まり、仙台市などでも希望するタクシー会社があれば5月以降に導入される予定です。

 運行できる時間帯などは地域により異なりますが、国土交通省は仙台市では金曜の午後4時台から7時台までと土曜の午前0時台から3時台まで運行を認めると発表しました。

 仙台市でのライドシェアについて、第一交通産業グループが参入を目指す意向を示しています。

 第一交通産業グループ宮城地区の橋本博介社長は「仙台市でタクシーが拾えないという時間帯が無いようにしたい」と話します。

 東北運輸局では、5月中にもタクシー会社の意向を確認しライドシェアの台数を割り当てる方針です。