将棋の藤井聡太八冠(21)に豊島将之九段(34)が挑戦する名人戦七番勝負の第3局を8日に控え、両者が意気込みを語りました。
藤井聡太八冠 「あしたからの第3局では、より良い内容の将棋をお見せできるように精一杯、頑張りたいと思っています」
豊島将之九段 「第2局の時は結構早い段階で不利になってしまったので、そういったところを修正しつつ、第3局を戦っていけたらと思っています」
東京の羽田空港第1ターミナルで、8日から始まる名人戦七番勝負の第3局を前に、羽田空港内で前夜祭が開かれました。
藤井八冠は2日に行われた叡王戦五番勝負の第3局で、同学年の伊藤匠七段に破れて1勝2敗となり、八冠の維持に後がなくなりました。
一方、名人戦では豊島九段に連勝していて、第3局にも勝って3連勝で名人防衛に「王手」をかけたいところです。
一方、5年ぶりの名人返り咲きを目指す豊島九段は、第3局に敗れると後がなくなるので、まず1勝したいところです。
注目の名人戦七番勝負第3局は、8日午前9時から始まります。