宮城県大崎市の牧場で、今シーズンの牛の放牧が始まりました。

 大崎市営鳴子放牧場には、大崎市の畜産農家が育てている黒毛和種の繁殖牛45頭が運び込まれ、新緑に囲まれた放牧場を走り回ったり青々と茂った牧草を食べたりしていました。

 放牧場の管理者によりますと、放牧された牛は足腰が丈夫になり繁殖力も増すとということです。

 畜産農家「安全に育ってもらいながらうまく放牧中に妊娠して、今価格が下がってますけど順調に子牛が生めるような母牛になってもらえればなと思います」

 原材料価格の上昇により配合飼料の価格が高騰していて、牧草を食べてもらうことで経費の削減にもつながるということです。

 放牧は11月上旬まで続きます。