2012年の発表審査会を12月5日(水)にイズミティ21小ホール(仙台市泉区)で開催しました。
進行は俳優の渡辺徹さんとKHB若月貴代アナウンサー、会場リポーターは竹内真理アナウンサーが務めました。今回は30市区町村から30秒の手作りCM33作品がエントリーしました。
 
ステージでは30市区町村からエントリーした30秒CM、33作品について、作品ごとに制作担当者や出演者が登壇してみどころなどをアピールしました。
厳正な審査の結果、最優秀のKHB大賞を受賞したのは、栗原市の「藍に生きて 会いに来て」です。栗原市に伝わる「藍染」の技法と「会いに来て」という思いをかけた作品です。受賞者は「栗原市というと栗駒山がイメージされますが、長く地域に伝わる藍染にスポットをあてた作品が評価されて嬉しい」と受賞の喜びを語りました。
このほか、観光スポットと特産品を紹介した白石市の「白石城下うーめんの巻 にんにん」が金賞を受賞したほか、計13の賞が贈られました。KHBでは2013年1月から1年間、受賞作品を賞に応じた回数、無料放送します。
 
残間里江子審査委員長は「いずれも素晴らしい作品ばかりで僅差でした。印象的だったのは、若い人たちの力を前面に押し出した作品が多かったこと。一方で地域に伝わる文化や伝統を大切にしていることも感じ、地域の底力に審査員一同感激しました」と総評しました。
発表審査会の模様は、KHB東日本放送で2013年1月3日(木)午後4時から午後5時25分まで放送します。
そして、KHB大賞に輝いた栗原市の「藍に生きて 会いに来て」は、2013年1月30日(水)にせんだいメディアテーク(仙台市青葉区)で開催する「東北ふるさとCMフェスティバル2013」に出品されます。
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