内閣改造で初入閣した土屋品子復興大臣が宮城県庁を訪れ、村井知事と会談し東京電力福島第一原発からの処理水放出に伴う風評被害の対策に最大限努力すると述べました。

 衆議院埼玉13区選出の土屋復興大臣は、13日の内閣改造で初入閣しました。被災3県の知事への就任あいさつと意見交換を進めていて、14日の福島県に続いて21日に宮城県を訪れました。

 土屋復興大臣は、発災から1カ月ほど後に仙台市や気仙沼市の友人を訪ねたエピソードを紹介し、最大の課題に処理水放出に伴う風評被害への対策を挙げました。

 土屋品子復興大臣「風評被害でかなり漁業者の方々苦労してらっしゃるんじゃないかと思います。最大限の努力をして少しでも払拭できるよう頑張って参りたい」

 村井宮城県知事「特段のご配慮よろしくお願いします」

 村井知事は風評被害への対策について、東京電力に対し適切な賠償を支払うよう指導監督を求める要望書を手渡しました。土屋復興大臣は、25日に岩手県知事と会談する予定です。