仙台市の新型コロナ感染者数を予測する東北大学の調査で、今週も横ばいで推移する見通しが示されました。

 東北大学大学院工学研究科の佐野大輔教授のグループは、下水から検出される新型コロナウイルスの濃度などから、仙台市の新規感染者数を予測しています。

 調査では、先週のウイルス濃度は前の週と同じ程度で今週の感染者数の予測値は1万168人と、今週も横ばいで推移する見通しです。

 東北大学大学院工学研究科佐野大輔教授「涼しくなっていくようであればエアコンの使用頻度も減り、感染機会は減っていくと思う」

 佐野教授は「インフルエンザも流行しているため、換気などの感染対策を続けてほしい」としています。