女川原子力発電所2号機のテロ攻撃などに備える施設について、原子力規制委員会が設置を正式に許可したことを受け、立地自治体の宮城県と女川町、石巻市が審査結果について説明を受けました。

 女川原発2号機をめぐっては、テロ攻撃などを受けた場合に原子炉を守るための特定重大事故等対処施設の設置準備が進められていて、4日に原子力規制委員会は新規制基準に適合しているとして設置を許可しました。

 11日、原子力規制庁から県や女川町、石巻市に対し審査結果について非公開の説明会が行われ、県によりますと「丁寧な審査が行われた印象」だったということです。

 今後県と女川町、石巻市は東北電力との安全協定に基づき立地自治体として設置を了解するかどうか、それぞれ回答することになります。