宮城県東松島市で、震災の津波で失われた海岸の緑を再生しようとクロマツの植樹活動が行われました。

 継続的に森を育てることの大切さを啓発するため国が毎年開催している全国育樹祭が、2025年に宮城県で初めて開かれることを記念して行われました。

 植樹には渥美巌東松島市長のほか、地元の住民や林業、漁業関係者など50人ほどが参加し、東日本大震災の津波で失われた海岸防災林を再生しようとクロマツの苗300本を植えていきました。

 参加者「元気いっぱいに育ってほしいですね」「すくすく育ってどんどん大きくなってもらって、塩害であったり津波とかから我々の生活を守ってもらいたいなと思ってます」 植樹した場所に隣接し、これまで東松島市などが植樹を行ってきたクロマツ林では、参加者らが林の密集を緩和し木の成長を促進させるため、枝を切り落とす育樹活動を行いました。