震度7の揺れに2回襲われた熊本地震の本震から16日で8年です。発生時刻に合わせ、犠牲になった大学生の家族が祈りを捧げました。

 地震の影響で発生した大規模な土砂崩れに巻き込まれ亡くなった大和晃さん(当時22)の家族は、発生時刻に合わせて崩落現場の近くを訪れ、花を手向けました。

大和晃さんの家族 「晃が常に自分たちのそばにいてくれて見守ってくれていると思う」

 熊本市では震度6弱の地震が発生した想定で午前6時すぎに抜き打ちの訓練があり、職員らが市役所に駆け付け、初動対応などを確認しました。

大西一史市長 「訓練を繰り返すことでいざという時の対処ができるように頑張っていきたい」

 熊本地震では関連死を含め276人が犠牲となりました。