衆議院の3つの補欠選挙が告示され、候補者が確定しました。

 東京15区は去年4月の江東区長選挙を巡り、公職選挙法違反で有罪となった柿沢前法務副大臣の議員辞職に伴って行われます。

 届け出順に諸派新人の弁護士・福永活也氏(43)、無所属新人で国民民主党と地域政党の都民ファーストの会が推薦する作家の乙武洋匡氏(48)、参政党新人の看護師・吉川里奈氏(36)、無所属で元衆議院議員の秋元司氏(52)、日本維新の会の新人で教育無償化を実現する会が推薦する元会社員の金沢結衣氏(33)、諸派新人の会社経営・根本良輔氏(29)、立憲民主党の新人で元江東区議会議員の酒井菜摘氏(37)、諸派新人の大学客員教授・飯山陽氏(48)、無所属新人で前参議院議員・須藤元気氏(46)の計9人が立候補しました。

 島根1区は、自民党の細田博之前衆院議長の死去に伴う補欠選挙になります。

 届け出順に自民党の新人で公明党が推薦する元財務省(中国財務局長)の錦織功政氏(55)、立憲民主党の元国会議員・亀井亜紀子氏(58)の2人が立候補しました。

 島根県は「保守王国」として知られ、今回の補欠選挙では唯一、与野党が激突する選挙区となります。

 長崎3区は、派閥の裏金事件を巡って谷川弥一氏が衆議院議員を辞職をしたため行われます。

 今回は自民党が公認候補の擁立を見送り、野党候補同士の争いになります。

 届け出順に立憲民主党の前衆議院議員で社民党が推薦する山田勝彦氏(44)と日本維新の会の新人で教育無償化を実現する会が推薦する学習塾経営の井上翔一朗氏(40)が立候補しました。

 補欠選挙は28日投開票です。