能登半島地震の被災地を支援しようと、仙台市青葉区の百貨店で石川県や富山県の特産品を集めた物産展が開催されています。

 仙台三越で開催されている物産展では、ノドグロや白エビなどを盛り付けた海鮮弁当や輪島塗の漆器など、石川県と富山県の44業者が自慢の品を販売しています。

 アワビやアカウオなど海産物の加工品を扱う業者は、輪島朝市で90年近く店を構えてきた老舗ですが地震による火災で被災しました。

 訪れた人たちは、出展者と交流しながら買い物をしていました。

 買い物客「(訪れるのは)間を置いてからとも考えて、せめて食べて買って応援」

 味の海産物関山関山俊昭社長「皆さんに今の輪島の現状を知ってもらいたい。是非今度は復興した朝市に来ていただいて、元気になってほしいと思う」

 物産展は16日まで開催されていて、収益の一部は日本赤十字社を通じて被災地の支援に役立てられるということです。