仙台市青葉区の60代女性が、SNSで資産投資を持ち掛けられ現金2000万円をだまし取られる事件がありました。警察は、特殊詐欺事件として捜査しています。

 警察によりますと3月、青葉区の60代女性がSNSで資産投資に関するトークルームへの招待を受けました。

 投資をしたいと思った女性は、トークルームの投資アドバイザーを名乗る男と手伝いを申し出た男に誘導され、5月に指定された口座に2回に分けて現金2000万円を送金したということです。

 その後、男から10万ドルのもうけが出ていると言われ、もうけ分のうち200万円を解約したいと申し出たところ、サービス料として約180万円を請求されました。

 不審に思った女性が2人が勤めているという関東の投資運営会社を訪ねたところ、会社の実態が無く詐欺の被害に気が付いたということです。

 警察は特殊詐欺事件として捜査を進めるとともに、SNSを通じた投資話には乗らないよう注意を呼び掛けています。