仙台市の八木山動物公園のスマトラトラ、バユが名古屋市の動物園に引っ越しすることになりお別れ会が開かれました。
25日に名古屋市の東山動植物園に引っ越しするのは16歳のスマトラトラのメス、バユです。
バユは2006年にイギリスで生まれ、2011年6月にオランダから八木山動物公園にやって来ました。
お別れ会では、飼育員がこれまでの成長の様子を紹介したほか、餌の牛肉をプレゼントしました。
来園者「純粋に寂しいですが、今まで八木山でかわいい姿をいっぱい見せてもらったので、ありがとうとかいろんな気持ちです」
スマトラトラは、インドネシアのスマトラ島のみに生息する希少種で、絶滅の恐れがある動物を指定するレッドリストに記載されています。
東山動植物園にはバユの3歳の子どもアオが飼育されていて、バユは7月に東山動植物園に新たにオープンする施設で展示される予定です。
八木山動物公園飼育展示課三浦史順さん「新しい施設に移動するということで、名古屋の方にも親しんでいただければなと思っています」
八木山動物公園でのバユの展示は、25日までです。