侍ジャパンU18日本代表として、ワールドカップ初優勝に輝いた仙台育英の4選手、誰にも味わえない高校野球生活だったと充実感を見せました。

 11日のJR仙台駅。金メダルを胸に仙台市に戻った仙台育英の山田、橋本、高橋、尾形の4選手は須江監督や硬式野球部員とハイタッチを交わし、喜びを分かち合いました。

 チャイニーズタイペイとの決勝で、キャッチャーの尾形は大阪桐蔭の前田とバッテリーを組み好リードを見せました。

 尾形樹人選手「全国トップレベルのピッチャーで自分が受けていても楽しかったですし、最高の仲間と最後までいい試合ができたので本当に良かったと思っています」

 山田と橋本も決勝でスタメン出場、それぞれヒットを放ち存在感を示しました。

 山田脩也選手「天国と地獄を経験して色々な方に支えられて、誰にも味わえないような高校野球生活だったと思ってます」

 橋本航河選手「緻密な所まで練り上げられているというのが日本の強みであるので、そういうところを前面に出していけば世界にも通用することを実感した大会でありました」 仙台育英のエース高橋は、2試合に先発し、いずれも敗戦投手に。世界のレベルの高さを体感しました。

 高橋煌稀選手「まだまだ自分のレベルでは世界には通用しないと実感したので、もう1つレベルアップする課題が見つかった。とても良い大会になったと思います

 須江航監督「すごくたくましくなって帰ってきたなと。1つ成長が姿から見て取れたので本当にうれしく思ったのと、お帰りなさいって本当に思いましたね。同年代のトップの子たちが大会試合に向けどう過ごしてきたとか、どんなことを意識して練習してたのかを言葉や刺激を受けた行動で(後輩に)見せ続けてほしい」