能登半島地震の被災地を支援しようと、宮城県大崎市のボランティア団体が避難所の炊き出しに使う食材の下ごしらえを行いました。

 断水が続くなど被害が大きい石川県の避難所の炊き出しを支援しようと、大崎市松山地域のボランティア団体が初めて行いました。

 30人ほどのボランティアが集まり、約200人分の料理に使うハクサイやダイコン、ネギを食べやすい大きさに切るなど下ごしらえを行いました。

 松山地域は東日本大震災で石川県から給水支援を受けていて、恩返しになればと今回の取り組みを始めたということです。

 大崎市松山ボランティア活動連絡協議会髙橋伸実会長「現地で調理の時間がなかなか取れないということ、水道が出ない地域がありますので食材を洗ったりすることが離れた所から食材の下ごしらえをするメリットになると思います」

 加工した野菜は28日に石川県七尾市に運ばれ現地の避難所で調理が行われた後、28日の昼食でけんちんうどんとして提供される予定です。