北京を訪問中のドイツのショルツ首相が習近平国家主席と会談したことについて、林官房長官はドイツ側と「緊密に意思疎通を行っている」と強調しました。

林官房長官 「日独両国は基本的価値を共有する重要なパートナーでありまして、中国との関係を含めた様々な課題について平素から緊密に意思疎通を行っているところであります」

 林官房長官は今後もドイツ側と「様々な機会を捉えて認識のすり合わせを行う」と述べました。

 さらに「中国に対し引き続き大国としての責任を果たすよう働き掛ける」としました。

 ショルツ首相との首脳会談で習主席は「保護主義の台頭に警戒し、グローバルな視野を堅持し、協力を模索すべきだ」と呼び掛けています。