アナウンサーブログ

吉岡伸悟

2021年 光の見える年に

21年1月1日

あけましておめでとうございます。
本年が皆様にとって実り多き年になることをお祈りいたします。 

去年印象的だったことを思い出すと、何といってもガラガラの新幹線の風景です。1両に私だけの“貸し切り”状態もよくありました。ほとんど人のいないホームで出発の合図をする車掌さんの姿には涙が出そうになりました・

1年前には想像もつかなかった世界がひろがり、すっきりしない靄がかかったような気持ちで正月を迎えています。

今年はどんな年になるのでしょうか?本当に開催するのか半信半疑の東京五輪後、そしてアフターコロナの社会は、いろいろなものが変化していると思います。仕事の仕方やコミュニケーションの取り方の変化は既にいろいろと出ています。今年は後半にかけて、そんな大きなうねりを感じることになるだろうと思っています。KHBも社屋が新しくなり”新装開店”します。

 そして震災10年。大きな節目ですね。震災後のまちづくりなどに関する被災住民の皆さんの話し合いなどを何度も取材しましたが、あの頃、宅地ができるのが3年後、などというのがはるか先に感じていたことを思うと、10年も経つことに驚きを禁じえません。

 今年ほど先行き不透明感を感じる正月は記憶にありませんが、そんなときほど、新しい、よい兆しがあるような気もします。 

21世紀の21年、良い年になりますように。