平成11年3月24日(水)

開催日 平成11年3月24日(水)
議題 放送番組全般について

 東日本放送の放送番組審議会が24日開催され、4月からの新番組などの説明のあと、放送番組全般について各委員から活発な意見が出された。
ニュース番組について「ダイオキシン報道に端を発して、報道の自由に対する社会的な責任が問われている。データの正確さと社会的な影響力の認識が不可欠」「一時期集中的に報道された事件などが、ほとぼりがさめると忘れられる。継続的な報道も必要ではないか」などの意見があった。
また、番組全般について、「未来に希望が持てるような番組を作ってほしい」「娯楽番組が増えているが、内容を豊かにするよう努力してほしい」など、様々な希望が寄せられた。
この日出席していたテレビ朝日神村編成局長から「デジタル化、多チャンネル化が進み、放送界も大競争時代を迎えようとしている。テレビ放送50年間で培った蓄積をどう生かすか、文化とジャーナリズムのバランスをどうとるのかが課題」と発言があった。