平成12年11月29日(水)

開催日 平成12年11月29日(水)
議題 「タイムショック21」について

 東日本放送の番組審議会が11月29日開催され、毎週月曜日夜8時から放送中の「タイムショック21」の合評を行った。

 合評では、「しばらくクイズ番組が少なくなっていたが、この手の番組は家族そろって見られるので歓迎する」「コンピューター・グラフィックスを駆使し、視覚的に訴えており見ごたえがある」「テンポがよく、1時間が短く感じる」「チームの表情がよく出ており、人間模様もおもしろい」など10月にスタートした本格的なクイズ番組に、好意的な意見が多く出された。

 一方、批判的な意見、改善を求める意見としては、「クイズ番組やほかのバラエティー番組の要素をすべて盛り込んだ構成だが、全体的に不安定な感じがする。今後どこに絞り込んでいくのかが問題」「切り張り的な構成で、スピード感はあるが臨場感に乏しい」「鹿賀丈史をはじめ、出演者の役割がわからない」「以前のタイムショックと雰囲気が変わってしまった。1分間で12問出題の緊張感のあるスタイルが少なくなっているのは残念」などがあった。

 これを受けて、出席していたテレビ朝日のプロデューサーから、「14年ぶりに復活させた番組だが、タイトル通り21世紀へ向けた新しいスタイルを模索している。また、対象を広くし、家族で見られる構成を心がけている。まだ不安定な部分が多く、うかがった貴重な意見を参考に改善していきたい」と発言があった。