平成13年3月28日(水)

開催日 平成13年3月28日(水)
議題 「新婚さんいらっしゃい!」について

 東日本放送の番組審議会が28日開催され、毎週日曜日午後12時55分から放送している「新婚さんいらっしゃい!」の合評を行った。
同番組は全国で放送されているが、今年の1月12日に多賀城市民会館で公開録画したものが2月25日と3月4日に放送された。

 合評では、「30年も続いているということはそれだけで存在感がある。様々な人間模様がみられるのでマンネリにならない」「司会の桂三枝の巧みな話芸が出演者の個性を引き出している。山瀬まみとのコンビネーションも絶妙で安心感がある」など、いわゆる長寿番組として視聴者に支持されてきた理由を分析する意見が多く出された。

 また、出演者の傾向について、「最近は結婚観や性に対する倫理観が変化してきている。特に女性の主張が強くなってきていることが出演者の様子でわかる。しかし、意外に日本の古い結婚観も出ており、親への承諾時などのエピソードではまじめさが伝わる」などの意見があったが、一方で「新婚さんらしいらしい初々しさや夢のある会話がもっとほしい」という声もあった。

 これを受けて、制作している朝日放送のプロデューサーから、「出会い、初デート、プロポーズ、親の承諾、結婚式、ハネムーン、新婚生活というプロセスをドラマチックに伝えるように心がけている。伺った貴重なご意見を反映させ、今後も番組を長く続けたい」と発言があった。