平成14年11月27日(水)

開催日 平成14年11月27日(水)
議題 「相棒~警視庁ふたりだけの特命係~」について

 東日本放送の番組審議会が11月27日開催され、毎週水曜午後9時から放送されている「相棒~警視庁ふたりだけの特命係~」の合評を行った。この番組は過去3回「土曜ワイド劇場」で放送され、高視聴率をマークし、この10月からレギュラードラマとして登場したもの。  
 合評では「主演の水谷豊が興味深いキャラクターを作り出している。また寺脇との掛け合いも面白い」「ハデな立ち回りやハラハラ・ドキドキはないが、丁寧に作ってあり、いままでの刑事ドラマにない重みと爽やかさが残る」「警察のあり方や少年の犯罪など、テーマに社会性があり、深層心理を中心に据えた脚本がすばらしい」などの意見が多く出された。

一方「警察内部の縄張り争い的な部分があまりにも誇張されているのではないか」「物語のなかの時間の経過がわかりにくい」などの意見も出された。

 これらの意見に対し、出席していたテレビ朝日の担当プロデューサーから「ドラマが面白くないと言われている中、企画を練りあげ出来上がるのがドラマ制作の本来の姿だと思っている。年齢を問わず、幅広い視聴者に楽しんでもらうことを目指し、今後もこの番組を制作していきたい」との発言があった。