平成16年6月23日(水)

開催日 平成16年6月23日(水)
議題 「日曜のマゼラン」について

  東日本放送の番組審議会が6月23日開催され、毎週日曜日正午から放送中の「日曜のマゼラン」について合評した。
 この番組は、東北6県と新潟の地で、こだわりをもった生き方をしている人物の魅力に迫り、それを通じて地域のよさを伝えるヒューマンバラエティである。
 審議会では「番組コンセプトがはっきりしていて、真面目に『人』を追ったつくりになっているところが新鮮だった」「大変良質な番組だったので、こどもにも見せたい」という意見が出た。
 一方で「前半部分は人物を真面目に取り上げて紹介しているのに、中継先から人や町を紹介する後半部分はそれと比較すると軽く見えてしまう」「もっと掘り下げて欲しいところが目につき、『人』への焦点の当て方がまだ十分ではないと感じる」「司会である内藤剛志さんは、俳優のみならず、幅広い分野で活躍されている方なので、そのキャラクターをもっと活かしてほしい」という意見も出た。
これらの意見に対し、制作担当プロデューサーは「前半の人物紹介の部分と後半の中継コーナーのつながりなど、いただいた意見をもとに改善していきたい。今後も『人』を切り口に市町村の魅力を紹介し、その地域に活力を与えるというコンセプトを大切にしながら、日曜日の昼にふさわしい番組にしていけるように努力を続けていく」と答えた。