平成16年7月28日(水)

開催日 平成16年7月28日(水)
議題 「最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学」について

  東日本放送の番組審議会が7月28日開催され、毎週火曜日午後8時から放送中の「最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学」について合評した。
 この番組は、肩こりや頭痛といった身近な症例が、意外に重い病気につながっていることを紹介するメディカルホラーエンターテインメント番組である。
 審議会では「自分にもあてはまるような身近な症状が、重い病気につながっているかもしれないということを警告してくれるところが参考になる」「あまり知られていない病気のことを詳しく知ることができて大変役に立つ」という意見が出た。
 一方で「病気に対する恐怖心を煽るような部分があり、視聴者を不安にさせたいのか、病気に対する関心を高めたいのか目指す方向がはっきりしない」「症例によってどこの病院に行けばいいのかという情報があるともっといい」という意見も出た。
これらの意見に対し、制作プロデューサーは「この番組は、病気に対する関心を高め、病気の早期発見に役立ちたいという思いで制作している。今回出た意見をもとによりよい番組にしていきたい」と答えた。