平成20年6月25日(水)「宮城県沖地震から30年~『減災』-大切な人を守るために~」について

開催日 平成20年6月25日(水)
議題 「宮城県沖地震から30年~『減災』-大切な人を守るために~」について

 東日本放送の番組審議会が6月25日開かれ、6月8日放送のに「宮城県沖地震から30年~『減災』-大切な人を守るために~」ついて審議した。

 この番組は宮城県沖地震から30年の節目を向かえ、地震の被害を少しでも減らすために行なわれている取り組みを紹介したもの。会議では「宮城県に住む人々は、いずれ大きな地震に見舞われるであろうという不安をもって暮らしている。いたずらに恐怖心を煽る番組ではなく、減災という視点で役立つ情報を提供してくれた」「一般企業が減災にどのように取り組んでいるのかがわかり、参考になった」などの意見があった。

 一方で「宮城県沖地震から30年たち、当時のことが風化しつつあるのでもっと詳しく現在との比較をしてほしかった」「1回だけの特番対応ではなく、今後も日常的に減災のための情報を提供し続けてほしい」という要望もあった。

  制作を担当したディレクターは「できるだけ多くの人々に減災のための行動を起こしてもらうことを目的に制作した。今日いただいた意見を参考に今後も地震に関する報道を続けていきたい」と述べた。