平成22年4月28日(水)「にほん風景遺産~食の宝庫!汽水の旅」について

開催日 平成22年4月28日(水)
議題 「にほん風景遺産~食の宝庫!汽水の旅」について

 28日、東日本放送の番組審議会が開かれ、「にほん風景遺産~食の宝庫!汽水の旅」について審議した。

 この番組は宮城県の北上川河口の汽水地帯を同志社大学の加藤千洋教授が旅したもので、東日本放送とBS朝日が共同制作した紀行番組。KHBでは4月17日(土)午前10時40分から放送した。

 合評では「風景映像が素晴らしく、季節の移り変わりや旬の食材を丁寧に取材していて質の高い番組だ」「風景案内人の加藤千洋さんの誠実な人柄が伝わってきて、落ち着いて視聴できた」という意見があった。一方で「今を生きている人々の風景なのでタイトルの遺産ということばに違和感をもった」「音楽が多いという印象を受けた。蝉の声など現地の音だけで十分だと感じた」などの意見が出た。

 番組の制作者は「放送はBS朝日でも行なった。地上波テレビの視聴者も意識し、テンポなどで視聴者にストレスを感じさせないよう心がけた。制作者として音楽が少ないと不安になるが、現地の音を活かす方法を工夫していきたい。今後も地元の魅力を掘り起こし、全国に発信したい」と語った。