平成23年7月27日(水)「大災害の中にも子どもの笑顔~黒柳徹子のハイチ・東北報告」について

開催日 平成23年7月27日(水)
議題 「大災害の中にも子どもの笑顔~黒柳徹子のハイチ・東北報告」について

 東日本放送の番組審議会が27日に開かれ、7月に放送した「大災害の中にも子どもの笑顔~黒柳徹子のハイチ・東北報告」について審議した。

 この番組はテレビ朝日系列で放送されたドキュメンタリー番組。ユニセフ親善大使の黒柳徹子が、2010年に大地震に襲われたハイチを視察。現地の子どもたちから託された激励のメッセージを持って、宮城県山元町や亘理町の子供たちを訪問した。

 委員からは「震災に負けない子どもたちの笑顔が印象的で、好感がもてた」「黒柳徹子の個性が生かされ、希望を捨てずにがんばろうというメッセージが明確に伝わってくる番組だった」という評価があった。

 一方で「宮城県での取材部分を前半にするなど番組構成に工夫がほしかった」「県内の子どもたちの声をもっと聞きたかった」という意見が出た。

 番組担当者は「番組を通して多くの皆さんにハイチの子どもたちからのメッセージを伝えたかった。いただいた意見を今後の番組づくりに活かしたい」と語った。

◆今回は番組の評価のほかに、「番組種別の基準について」の諮問が行われた。放送法の改正に伴い「放送番組の種別の公表制度」が導入されるにあたり、放送番組を「報道」「教育」「教養」「娯楽」「通信販売」「その他」の種別に区分することになった。その基準について審議し、原案通り適切であるとの答申を受けた。